トーク

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Project Referencesを活用した実行環境ごとのtsconfig最適化
DAY2 / 16:10 〜 16:50 (アセンドトラック)
本セッションでは、実行環境に合わせて tsconfig を最適化する手法を解説します。
1 つの tsconfig ですべてを実装すると、ブラウザ向けコードで Node.js のライブラリを誤って使用したり、サーバー向けコードで window にアクセスしてしまったりしても気付けないといった課題が生じます。
さらに、対応ブラウザに合わせて target や lib を古いバージョンに設定すると、サーバー内や開発時のみで動くコードにおいても最新のメソッドが使えず、逆に ESNext を指定すると古いブラウザで動かないメソッドを使ってしまうリスクが発生します。
こうした課題を解消するために、Project References を駆使して複数の tsconfig を使い分け、各環境に最適化する具体的なアプローチを紹介します。