トーク

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React19で変化したuseReducerの型から学ぶTypeScriptの型推論
DAY2 / 14:00 〜 14:30 (レバレジーズトラック)
@types/reactのバージョン19では、React本体の変更に対する追従の他に幾つかの変更が加えられました。その中の一つとしてuseReducerの型の変更があります。
useReducerの型の変更は型推論の向上を目的として行われました。これまではuseReducerを用いるためにジェネリクスで型を保管するのが一般的でした。しかし、バージョン19からは引数から型を推論する形に変更され、ジェネリクスを用いないことがベストプラクティスになりました。
これにより、開発者が冗長な型定義を行うことを防ぎつつ、堅安全性を維持することが可能になりました。
本発表では、
・useReducerの新しい使い方
・変更の背景から学ぶ、TypeScriptの型推論の活かし方
を紹介します。
ReactのAPIに関連する内容ですが、本発表はReactのAPIを元にしたTypeScriptユーザー全般に役立つ内容となります。

k8o
株式会社ドワンゴ/教育事業本部 / Webフロントエンジニア
TypeScriptとReactが好きで、業務でも趣味でも日々触れています。 フロントエンドとデザインの境界に強い関心があり、最近はデザインの勉強にも力を入れています。 技術と表現のあいだをつなぐようなものづくりを目指しています。
https://k8o.me