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AWS LambdaをTypeScriptで動かして分かった、Node.jsのTypeScriptサポートの利点と課題
セッション
AWS LambdaをTypeScriptで動かして分かった、Node.jsのTypeScriptサポートの利点と課題
DAY1 / 15:50 〜 16:20アセンドトラック

Node.jsがv23.6.0からTypeScriptを標準でサポートするようになり、おそらくv24.xにて正式展開されることと思います。
また現在、クラウド(特にサーバーレス)でAWS LambdaやAzure FunctionsなどのFaaS(Function as a Service)を使用するケースも多いと思いますし、FaaSにTypeScriptを採用することでトランスパイルやモジュールシステム(ESM/CJS)の問題から解放されることが想定されますが、本当にTypeScriptを直接実行することで何の問題もなくなるのでしょうか?

そこで本セッションでは、AWS Lambdaでカスタムランタイムを使いTypeScriptを直接実行した経験を元に、Node.jsでTypeScriptを直接実行することの利点、及び課題や問題点について紹介したいと思います。また実際にFaasにTypeScriptを採用した場合の問題点についても、私の実体験を元にAWS Lambdaを例に説明したいと思います。

Masaki Suzuki

Masaki Suzuki

KDDIアジャイル開発センター株式会社 / バックエンドエンジニア/クラウドアーキテクト

KDDIアジャイル開発センター株式会社 / 名古屋オフィス所属。 2019年に業務でAWSに携わったことがきっかけでクラウドの魅力にハマり、以来ずっとクラウドエンジニア(バックエンド/アーキテクト)として活動。 特にサーバーレスやInfrastructure as Code(IaC)が大好きで、AWS LambdaやAWS CDKを用いたサーバーレスアプリケーションの設計開発・IaCでのインフラ構築・CI/CD環境構築などを得意とし、それらの開発言語としてTypeScriptやNode.jsを好んで使用している。 その他、JAWS-UGやServerlessなどのAWS関連コミュニティにおいて、登壇・参加などのコミュニティへの貢献活動を積極的に行っており、2023年よりAWS Community Builder(Serverless)に認定。

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