トーク

セッション
Web Streams APIの基本と実践、TypeScriptでの活用法
DAY2 / 13:20 〜 13:50 (レバレジーズトラック)
ストリームはデータを効率よく低遅延に処理する方法として、多くの言語でインターフェースが提供されています。
Web標準でも2015頃からStreams APIが整備され、Fetch APIのレスポンスボディもストリームオブジェクトになっています。
しかし、Streams APIを直接利用している方は少ないように思います。これは活用方法が十分に知られていない、もしくはより昔からあるNode Streamのように扱いが難しいと思われていると、想像しています。
Web Streams APIはインターフェースが簡潔になり、型情報も整備されているため、TypeScriptからも扱いやすいものとなっています。
このセッションではそんなWeb Streams APIの基本概念や利用シーンなどをお話しします。
Node.jsのStreamとの違いや、Async Iteratorとの関係性についても触れていきます。
アウトライン
- Web Streams APIの概要
- 独自のストリームオブジェクトを定義する
- ストリームによる逐次処理の具体的な用例
- Node.jsのStreamとの違いと互換性
- Async Iteratorとの相互運用性

tasshi
サイボウズ株式会社 / ソフトウェアエンジニア/エンジニアリングマネージャー
2020年にサイボウズ株式会社に新卒入社。kintone開発チームにて社外のカスタマイズ開発者向けのSDKを開発しています。プライベートでもnpmパッケージを触ることが多いです。
https://tasshi.me/